ルニフェルミヤマ

2011年1月21日 (金)

理想のルニフェルミヤマ

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飽きもせずミヤマばかりやり続けてきましたが、何百と羽化させてきて、気に入った個体を一種一体、オスのみ標本にしてきました。必ずしもサイズだけでなく、顎の形状であったり、全体のバランスであったりと、自分の好みのみを基準としてます。自ら羽化させた個体にこだわっているわけではなく、時にはワイルドなどを購入したりもします。(大体、ワイルドの方がかっこよかったりするわけですが)その中でマイ殿堂入りしていないのが、ルニフェルミヤマです。ルニフェルはミャンマー等の亜種フランシスカとインド、ネパール等の原名亜種がいますが、共通するのは全体を覆う毛。個人的な好みになるけれど、ヨーロッパ系の大型ミヤマも迫力があって好きなのですが、このルニフェルミヤマの神々しい美しさには敵わないよなーと思います。特に新成虫はため息がでます。関心ない人からすれば国産ミヤマとあまり変わらなくみえるでしょうが。フランシスカは大きな個体は標本を含めてもほとんど見ないような気がしますが、原名亜種は、ネパールなどのヒマラヤ系では80ミリをゆうに越えた個体もワイルドではあるようです。顎先にも違いがあり、フランシスカはヘラ状になっていてあまり顎先が開かないけれど、原名亜種は顎先が尖り、大きく開きます。大型になると顎全体にうねりがあり、抜群にシルエットがよくなります。入荷はフランシスカは夏にぽつぽつあるけれど、原名亜種はもう何年も入荷がなく、インド産の雌が他の種に混じって稀にある程度、らしい。そもそもレアな種ではないんだけど、カンターミヤマなどと発生時期がズレているために採算を考えると今後も単独入荷は見込めないそうな。ネパール産は日本には残念ながら生体ではもう入荷しないかもしれないですね。原名亜種でもインド産は翅や脚が赤く、やや細身の中小個体が多い印象があります。迫力ではヒマラヤ系に軍配があがるような気がします。飼育では累代もそれほど難しくなく、温度管理ができればけっこう多産。1♀から50卵回収できる場合もあります。あくまで経験上ですが、幼虫はカブトマットをフルイにかけた微粒子マットをベースに作ったものが安定して大きく育ちました。生オガ発酵マットがいいという人もいますが、私のところでは最初はいいのですが、いまいち伸びなかったです。これはユーロミヤマなどに効くマットで、アジアのミヤマには基本的には相性はそれほどよくないような気が、、、。でもチベットミヤマはこのマットでギネスですから、、、使い方次第なんですかね。使うとすればある程度劣化した状態のものを使う必要があるかもしれませんね。Uマットは高いけどかなり相性はいいです。カブトマットに抵抗がある人にはこれをベースにするのがオススメです。羽化不全はありませんでした。月夜野くわマットはたまに死んでますから微妙です。菌糸は合わないと思います。結果的にどれひとつまともにそだちませんでした。最初は食っている様子もあるけど2令以降の死亡率が高い。やめた方がよさそうです。♂は幼虫は20グラムを越えるのは稀らしいです。私は量ったことがないのでよくわかりませんが、幼虫はさほど大きくなくても♂は普通に70ミリを越えてきます。ただ75ミリ以上は少ない。飼育では冬に羽化してくることが多いです。♀殺しは少なく、比較的、同居させても問題ないけれど、♀が未成熟だと♂が追いかけ回すので同居はしっかり成熟させてからがよいと思います。飼育を始めて間もない頃は、よく頻繁に動き回るともう成熟したと思ってゼリーをすぐ与えてしまうけど、腹を壊してあっという間に死にます。成熟するとさわらなくても威嚇してきます。飛びそうになったり、ケースをよじ登ったりするのもサインです。ケースの中にティッシュをつめておくと短時間でズタズタにしますのでそうなったらゼリーを与えても大丈夫です。少なくてもゼリーは三つくらい完食させましょう。ちなみに標本にするならゼリーをやるまえに〆ましょう。臭くなりにくいです。顎先フェチな私は、原名亜種のあの開きに惹かれます。でも昔、ある展示会でみせてもらった標本の男鹿の角のような顎をもったルニフェルミヤマが忘れられません。25000円くらいだったので買っておけばよかったと今でも悔やんでいます。いまだ、あの個体を超える理想のルニフェルミヤマを標本にできていません、、、。

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2007年12月 9日 (日)

消えた野生児たち

Img_7330写真は大好きなルニフェル・ルニフェルの新成虫。小さいながらも特徴はよくでています。やっぱり、この種はきれいだ、、、。
ところで、みつひろうさんに連れていってもらった材割で採ったワイルド幼虫たち、慌しくて、3000ccガラス瓶にいれたままになっていたのですが、昨日、時間がとれたので、菌糸ビンに移しました。ところが、、、18頭くらいいたはずの幼虫が、ひぃ、ふぅ、みぃ、、、、あら?9頭しかいないんですけど、、、。なんでなん?小さい幼虫が跡形もなく「消えている」。回天さんに話したら、「それって、共食いしたんじゃ、、、。」えっ?!そんなことってアンの?残った幼虫は大きめのものだけで、プリプリしてました。おまえら~食ったのかぁ?こらぁ。

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2007年11月19日 (月)

金毛が好き

Dsc00391 ルニフェルミヤマはカンターミヤマと並んでもっとも好きな種です。ただ、産地がミャンマーだと少し雰囲気が違いますし、亜種のフランシスカあたりになると別な種に見えます。ヒマラヤ系の原名亜種が顎先の開きが大きく、抜群にかっこいい!ネパール産、ミャンマー産それぞれ新成虫がいますので、これから寝かせて、来春にはブリードさせたいと思っています。

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